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この夏、総合計画づくりを市民とともに進めるための「川崎の未来を考える市民検討会」を各区で開催しました。このとき参加された市民の皆さんの熱心さには驚かされました。そのいくつかの会場で気づいたことがあります。それは、参加者の方から挙げられた地域の課題の中には、川崎市として既に取り組んでいる政策や制度が存在しているのに、それが市民の皆さんには「知られていない」という事実です。これは、市役所が実施している政策などが、市民に届いていないことを意味していると思うのです。

 

また、市役所では大量の広報用のチラシなどの印刷物を作成しています。監査結果によれば、平成24年度の1年間で、1,405件の刊行物を作成し、少なくとも6億8千万円の費用が投じられています。その中には、作成したものの多くのチラシが配布されずに残されているという問題などがあるのです。

こうしたことも、市役所が実施している政策などを市民の手元に届ける工夫と努力が足りないのではないか、と思われるひとつの指摘だといえます。

私は、職員に対しては、「情報発信をいかにするか」という点について、「発信すれば終わりではない。市民にどのように『届いているか』を重視するように」と話しています。そうした視点がまだまだ不足していると感じているので、今後は、積極的かつ効果的な情報発信のために、広報のあり方やメディア対応に関する教育の徹底などを進めていくつもりです。

 

もちろん、市民の皆さんに情報を届けていくためには、行政としての努力も大切ですが、新聞やテレビなどのマスメディアの役割も大変重要なものです。メディアを通じて市民の皆さんに正しく情報を伝えるためには、まず、情報を発信する立場にある私や市役所側が正確な情報を積極的にメディアに説明することが第一歩です。そのうえで、メディアの皆さんにもしっかりと情報をご理解いただき、正確な情報を読者や視聴者の皆さんに報道していただくことが必要です。

 

これに関連して言えば、昨今、福島原発の事故対応などの報道をめぐって新聞社の誤報が問題になっています。メディアの報道は、市民・国民にとっては、さまざまな判断や行動の根拠になるものです。一部にはマスメディアを「第四の権力」と呼ぶように、現代社会においては、とりわけその影響力は強大なものがあります。そうした観点からは、メディアの報道においては正確な情報が伝わるように、その用語の使い方や言い回しにも注意が払われることが求められます。

 

川崎市に関連した報道で一例を挙げると、市立高校の教科書の採択に関して教育委員会が学校側に再考を求めたことをめぐる報道の中で、教育委員会の判断を「介入」いう用語を用いた見出しを出されたことがあります。「介入」とは、「問題・事件・紛争などに、本来の当事者でない者が強引にかかわること。」(広辞苑)という意味です。教育委員会の教科書採択は、もちろん本来の権限であり、手続きに則ったものであります。それを、あたかも不当なこと、強引な行動と誤認させるような用語の使用は、不適切であると言わざるをえないでしょう。一部のスポーツ新聞などでは、わざとセンセーショナルな見出しを掲げることもあるようですが、行政に関わる報道では、市民に正確な理解をしていただくためにも、こうしたことは避けてほしいものです。

 

情報を発信する側が「伝えよう」としたことが、最終的には、受け手である市民の皆さんに正確に「伝わること」「受け止められること」が非常に大切なことなのだと思います。

特に、最近のように災害などが頻発する状況では、このことをしっかりと肝に銘じておきたいと思います。

川崎市誕生の翌年、大正14年(1925年)に、「鶴見騒じょう事件」が起きました。この事件を題材に、制作され、1971年に封切られた『暁の挑戦』という映画があります。この映画は、幻の映画といわれていたのですが、昨年フィルムが発見され、市制90周年の今年43年ぶりに上映されることになったのです。

 

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私も封切りの初日にチネ・チッタで観て参りました。実は、前週の敬老訪問の際にお目にかかった、戦時中に市役所勤めていらした佐々木さんをご招待してご一緒に鑑賞させていただきました。

この日の舞台挨拶には主演の若林 豪さんが駆けつけ撮影当時のエピソードなどを披露してくださり、会場を沸かせてくれました。この映画は、川崎商工会議所と川崎市が制作に全面協力し、当時のPR版には、金刺不二太郎市長をはじめ、商工会議所会頭や市議会議員も出演され、昭和の川崎の歴史を知ることができました。

 

さて、この物語の舞台は、大正14年の川崎市。島田正吾さんが演じる市長が「大工業都市建設計画」を掲げ、工場の誘致や拡張に拍車がかかります。ここに公共工事の利権などを狙って地元の暴力団・酒巻組が暗躍します。なんと渡 哲也さん酒巻組の悪役で登場します。これに対して、正義感に燃えるガラス工場の青年・正岡が若林 豪さん演じる主役です。正岡は工場の拡張を実現するためには、しっかりとした多摩川の河川改修が必要だと知って、これを実現するために土木会社を立ち上げ酒巻組に対抗していきます。工場誘致や市民生活の安全のためにと市役所が発注する多摩川の堤防工事をめぐって、正岡と酒巻組の対立は抜き差しならない状況になっていきます。正岡には仲間の船木役の中村錦之助さんや、市役所職員役の財津一郎さんらが協力していきます。このため、全国から暴力団が応援に駆けつけた酒巻組と、市民や労働者が応援する正岡の会社が激突することになったのです。

 

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手に汗握るストーリー展開の中、市長が、この騒動を収めようと佐藤 慶さん演じる任侠の元締めに酒巻組を説得するように依頼に行きます。しかし、元締めからは仲裁を断られ、「わざわざ市長さんが自分からその騒動に入り込んで、泥をかぶることはない。」「きたないものや嫌なものは直接見たり手を触れたりはしない、それでこそ政治家としての果断な処置が取れる。」と政治観を諭されてしまいます。

いよいよ万事休すです。衝突は避けられなくなり、朝日の昇る中、正岡たちは酒巻組が集結する多摩川の川原に隊列を組んで進んでいきます。そこに、何と市長が現れます。

そして正岡に対して、「きたないことに対して敏感さを失い、それを見逃すようになってしまったら、もうおしまいだ。」「断固として戦うのが僕の役目だ。」と言い放ち、群集の先頭に立って酒巻組に立ち向かうのです。さらに、その川原には、四方からのぼり旗を掲げた老若男女の大勢の市民が押し寄せてくるではありませんか。

最後は市民総出の隊列に、暴力団の酒巻組は降参せざるをえなくなったのです。

 

この映画は、実際の事件をモチーフにしたフィクションですが、それでも、自分たちのまちのために立ち上がる市民たちの結束や、市長の正義感あふれる言葉には感動しました。

川崎市には、「子ども会議」というものがあります。
「川崎市子どもの権利に関する条例」の第30条に決められていて、子どもが自分たちの手で子どもの権利や川崎のまちづくりなどについて活動を進めていく、というものです。その子ども会議から、「エコキャップ」という活動を、どうか市役所でもやってください。という提案を受けました。

 

エコキャップの活動は簡単に言うと、ペットボトルのキャップを集めるリサイクル運動に参加することで、リサイクルそのものだけでなく、貧困などでワクチンの摂取を受けられない世界の子どもにワクチンが送れるという活動です。色々と検討して市でもやってみることになりましたので、先日「かたちにしてやってみたよ。ありがとう!」と子どもたちに報告に行きました。

 

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これからもどんどん子どもたちの素晴らしい意見や提案を採用していきたいですね。

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川崎市長選挙

川崎を日本一にする男 福田のりひこ

2003年神奈川県議会に最年少議員として初当選。2007年2期目当選。税、医療・福祉、教育、環境などの分野を中心に各常任委員会、特別委員会の委員を務める。議会外では、全国の知事、市長、地方議員でつくる、政策提案や実績を競う「マニフェスト大賞」の08年度、09年度の実行委員長として奮闘。その後、神奈川県知事秘書、早稲田大学マニフェスト研究所客員研究員を経て、2013年川崎市長選で初当選し、2013年11月19日川崎市長に就任。川崎を最幸のまちにするべく市長として奮闘中!

 

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