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« 2004年 明けましておめでとうございます。 | メイン | 今年初の県議会 »

年頭のご挨拶

 5日から正式に事務所も再稼動して、2004年の仕事始めをしました。何度もこのコーナーで書いているように、昨年1年はあらゆることが一気に凝縮されたような1年で本当に猛烈に速い年でありました。県議として選んで頂いてから正直、必死な8ヶ月間でありました。
 秘書当時経験した国会とは違う県議会での仕組みや仕事の流れや、一議員としての活動、自分が知らなかった様々な政策課題などを経験して大いに悩みながらも、とことん勉強し、活動させていただきました。
 ただ、議員になる前に思い描いていたものと今の自分を比較すると、昨年は決して高い評価は付けられないなと自分自身思っています。だからこそ、今年は議員として飛躍の年にしなければならないと強く認識しています。

 年頭にあたり改めて、これからの県政のあるべき姿と私の視点というものについて、少しお伝えしたいと思います。
 まず、私は政治を見る視点は、納税者一人ひとりの財布にあるといつも考えています。当たり前の話ですが、一国民は、一県民であり、一市民、いずれもひとりの人間です。
 誰でも行政サービスを受けるにあたって、そのサービスの提供者が、国なのか、県なのか、市なのかを特にこだわる人はいないでしょう。国税であれ、県、市税であれ、収める元の財布は一つですから、要は、しっかりとニーズにあったサービスを低コストで受けることが出来る仕組みであれば一納税者として良いわけです。

 それを、なぜか議員や役人などが一緒になって自らの自治体の権益確保の為だけに、国・県・市町村の間で税金の引っ張り合いをやっている。納税者に対して、これほど失礼で、無駄なものはないのではないのではないでしょうか。
 よって、私は、県の役割・機能は何かという原点にいま一度立ち返り、国・県・市の役割が一番効率的に市民に還元できるように整理し直す必要があると思うのです。

 新年早々、小難しい話をさせていただきますと、改正地方自治法の中に、都道府県の役割はおよそ「市町村域や県域を超えた事業(広域的機能)」「市町村の事業の支援・補完(補完機能)」「市町村及び、国・市町村との調整(連絡調整機能)」の3つが挙げられています。
 他、加えるならば「市町村では困難な専門的、試験的分野への取り組み(高次機能)」などです。これらの都道府県の担う役割・機能に神奈川県も専念をしていかなければならないと思うのです。

 国がやるよりも地方自治体が行った方が良いと言われる事が誠に多いと同様に、議員になってから感じるのは、市町村が担うべき役割の部分まで県が行っていることが多いのではないかという印象を強く受けます。
 ご存知のように、神奈川県は、私たちの川崎市や横浜市の二つの政令指定都市があり、中核市も増えてきています。他にも、市町村合併の構想もあるなど、昔と違って市の規模が大きくなってきている今、県の仕事も大きな時代の転換点に来ていることは間違いありません。

 松沢知事は昨年の選挙期間中「最後の知事になる覚悟で」という表現を使い、道州制を含めた革命的な地方自治のあり方に触れました。
私も、全く同感です。納税者の財布からの視点として当然だと思います。効率的な行政を行うという、ごく当たり前のことが長年の歴史の中で実は本当に難しくなってしまっています。
 議員も行政も原点に立ち返ること、そして有権者の皆さんにも是非理解してもらいたいと思います。

 選挙で政治家を選ぶという作業だけで「政治参加」を終わらすことなく、ぜひ、関心をもって国・県・市政を見ていただきたいと思います。
改革は有権者との共同作業なのですから。

 さて、具体的なものとして、昨年末から、2009年の羽田の再拡張、国際空港化に向けていよいよ具体的な動きが始まりました。
 川崎に国際空港への出入口をつくる「神奈川口」構想が一気に本格化し、長く続いた「京浜臨海部」低迷の時代からの転換のチャンスです。県の財政状況も相変わらず危機的状況ですが、全て切り詰めて何もやらないのでは県の発展はありません。民間で言われる「選択と集中」が神奈川県でもキーワードだと思っています。

 スペースの都合上、これくらいにしておきますが、私も問題意識を常にもって、慣れや無意味なルールなどに流されることなく、今年も頑張ります。そして、自分もワクワク、皆さんもワクワク・ドキドキするような仕事が出来るように努めます。
 今年もどうかご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。
 

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