6月です。
今月は6月定例会議会が始まります。と言っても24日から告示の参議院選挙がかかってしまうので、残りは7月いっぱい議会をやるという変則的な議会になります。“国政選挙だから議会をやっている場合ではない”ということなのか?全国どこの議会もそうであるらしい。川崎市議会は告示までの前倒し、県議会は後ろにずらすという具合です。議会自身の判断ですから文句を言う話ではないのかもしれませんが・・・。
一昨日、吉田大成県議と二人で県の精神保健医療センター、そして芹香病院、せりがや病院の二つの病院を視察してまいりました。先日行った、こども医療センター、県立がんセンターに続き、県立病院の現場を自分自身の目で課題を見てくるという趣旨です。芹香病院は精神医療専門、せりがや病院は薬物中毒などを専門としています。先日のこども医療センターに老朽化にも驚きましたが、芹香病院はさらにすごい状況に何よりもまず驚きました。財政難とは言え、病院の耐震診断はDランク、院長室の天井は剥がれる、場所によっては雨天時には“滝のような雨漏り”というこのもうなずける。先生方も思わず苦笑しながらの説明でありました。これでは精神を治療する前に、正常な人も不安定になっちゃうのでは?と感じる程です。最近、テレビのコマーシャルや著名人によるうつ病経験の告白などで一般にも理解されはじめているものの、まだまだ精神病への偏見や無理解が解消されないのが現実です。
欧米では精神病院のほとんどが公立、日本では逆に8・9割が民間で公的な病院は数少ない状況とのこと。今は民間では受け入れが困難な重度の患者や、触法患者と言われる刑事事件などを起こしてしまった患者、精神救急の受け入れなどの不採算な政策医療としてのニーズだけでなく、年間3万人といわれる自殺者の激増から見て取れるように精神を病んでしまった患者さんたちは年々増えていく傾向にあります。また、薬物中毒を受け入れているせりがや病院で患者さんを見ると、若年と高齢者の率が明らかに多いことが判りました。社会の歪みがこのようなところに現れてきているという事実を目の当たりにして、とても考えさせられる視察となりました。
前にも日記でお伝えした通り、6月定例会から所属委員会が変わります。私は厚生委員会を希望しましたが、結果は総務企画常任委員会に決まりました。総務・企画常任委員会は、税財政、行革、羽田の神奈川口構想や首都圏連合などといったテーマも所管するところで、分野は広いが県政の根幹を議論するところですので、やりがいはとってもあります。さぁ、勉強しなければ!
それにしても、昨日の参議院での年金法案強行採決はヒドイ。与野党で決めた質問時間のはずなのに、質問もさせずに採決とは、国会議員が国会を否定したことに他なりません。私も県議会でも多数の横暴に腹立たしい思いをしていますが、国会、議会の重みを理解していないのではないか!ここは皆さん怒る時です。