許せない児童虐待
またしても、許し難い、胸が締め付けられる事件が起きてしまいました。京都府の長岡京市で3歳の男の子が親からの虐待で餓死したという事件です。この世に生を受けて、このようなことで亡くなるなんてことが許されるでしょうか。考えるだけで震えるような怒りと悲しさが込み上げてきます。議員としては不適切かもしれないが、超法規的に、裁判所に代わって判決を下し、虐待した親に天罰を食らわしたいと思うのは私だけではないはずです。
怒りの矛先は親だけではない、報道によると児童相談所も不適切な対応だったようだ。
我が県も、今年の2月に県の児童相談所で相談を受けていた児童が、群馬県内で親の虐待によって死亡する事件が起きたばかりです。今年の2月定例会の知事所信表明の冒頭、この事件について謝罪がありました。
県のホームページより発言を抜粋致します。『去る2月7日に、群馬県渋川市で3歳の島内碧くんが両親から暴行を受け死亡する事件が発生しました。碧くんは、この神奈川の地で生を受け、生後間もなくから県内で施設の皆様の深い愛情に包まれ、「神奈川の子」として育ってきました。これまで、碧くんに県の児童相談所が関わっていたにもかかわらず、いたいけな尊い命を守り切れなかったことが悔やまれてなりません。今回の事件の報告を受け、私は、先週金曜日に急遽、碧くんが、お世話になった児童養護施設に伺い、園長をはじめ、碧くんの成長に力を注いでこられた方々にお詫びとお悔やみを申し上げてまいりました。3歳の短い生涯を閉じた碧くんに、改めて県の取組みが至らなかったことを心から謝罪するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。また、このことで、県民の皆様の信頼に応えられなかったことを深くお詫び申し上げます。今後、私をはじめ、職員一人ひとりが命の重さ・大切さをより一層胸に刻み、二度とこうした不幸な事件が起きないよう、しっかりと取り組んでまいります』
この時の松沢知事の顔は、怒り、悲しみ、やるせなさに満ちていて、声をも詰まる、議会では見せたことがない表情でした。
確かに、児童相談所に寄せられる相談件数は県内で年間2000件を超えており、近年激増しています。僅かなスタッフで家庭の事情に深く関わっていく仕事は凄まじいものがあります。しかし、不幸にして亡くなられた子どもたちの為にも、二度とこのようなことが起きない環境を整えていく必要性を痛感しています。